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キャリアパス制度について
2024年3月15日
キャリアパス制度とは
「キャリアパス制度」は社内での昇進や昇給において、どのようなキャリアをたどっていくべきかの基準や条件を明示した仕組みのことを指します。主に4つの制度「等級制度」「評価制度」「研修制度」「賃金制度」が挙げられます。
「等級制度」
キャリアに応じて階層・等級を適切に設定し、それぞれの等級に必要なスキルや能力、知識、担うべき業務内容や役割が言語化されることによって、等級ごとの違いが明確となり、従業員のキャリアアップへの意識が高まります。
「評価制度」
階層・等級ごとに必要なスキルや能力が設定されたうえで、公平な評価をします。評価者によってばらつきが出ないよう、評価項目が詳細に設定され、必要な習熟度・到達度も数値化されていることが理想です。
「研修制度」
階層・等級によって、自社が求める従業員が必要なスキル・能力を身につけられるよう研修を実施します。
「賃金制度」
階層・等級ごとに、評価にもとづいた給与や待遇を設定するのが賃金制度です。一般的に階層・等級が上がるにつれて役割や責任も重くなりますので、職責に応じて待遇も上がっていくような設計になっています
アクタガワのキャリアパス制度の概要
多くの日本企業のキャリアパス制度は、概ね管理職の階段をのぼっていくことだけでした。つまり従来は、係長→課長→部長→事業部長→役員と昇進することが、全ての会社員にとっての目標・ゴールでした。
しかし、価値観や働き方が自由になりつつある昨今。会社勤めの全ての人にとって「管理職になること」が最終目標ではありません。
アクタガワでは、「管理職を目指す人(マネジメントコース)」と「専門性を追究する人(プロフェッショナルコース)」と本人が目指すキャリアによってコースを選択できるようになっています。これにより日本の従来のキャリアパスのように管理職を目指さないと昇進できないのではなく、自分の持つ専門的な技術や知識を高めて会社に貢献することでも昇進できる仕組みになっているので、多様な価値観を持つ人が働ける会社になっています。
マネジメントコース
施設の責任者である施設長や複数の施設をまとめるエリアマネージャー、事業部長等の管理職を目指しキャリアアップしていくコースです。担当部門の目標・方針の策定、部下のマネジメントを通して、担当する組織を運営統括し、部門が掲げた目標を達成する役割が求められます。
プロフェッショナルコース
介護職員として、国家資格である介護福祉士の取得を目指します。その後、社内外の専門的な研修の受講や認定介護福祉士の取得を通じて、介護の現場におけるプロフェッショナルを目指すコースです。コミュニケーション能力や介護の知識・技術を向上させ、より質の高いサービスを提供することで、お客様の顧客満足度向上を追究していく役割が求められます。
キャリアパス制度に興味のある学生の皆様へ
アクタガワでは年に2回キャリアパス面談を行っています。上司と部下が定期的にキャリアパスに沿った面談をすることにより、社員は自分の立ち位置や目標を常に確認することができます。それによってモチベーションを高く持ちながら仕事をすることができます。