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アクタガワのデイサービスについて
2024年8月26日
目次
アクタガワのデイサービスについて
デイサービスとは
デイサービスは、高齢者が日中に利用する介護サービスの一環です。お客様は自宅から施設へ通い、日常生活のサポートとして食事や入浴、リハビリテーション、さらにはレクリエーション活動などを受けることができます。これにより、お客様の心身の健康を保つことができ、家族の介護負担も軽減されます。
デイサービスは基本的に日帰りで提供され、施設への送迎も行われるため、家庭での介護が難しい時間帯でも安心してサービスを利用することが可能です。
デイサービスの仕事とは
デイサービスでは大きく分けると5つの仕事内容があります。送迎、入浴介助・排泄介助、昼食の配膳・口腔ケア、レクリエーション、記録になります。この仕事が一日の大半になります。それぞれ具体的な仕事内容についてみていきましょう。
＜送迎について＞
送迎はデイサービスにおいて重要な役割を果たしています。お客様を自宅までお迎えし、施設まで安全にお送りする業務です。高齢の方を乗せて運転するため、慎重で配慮のある運転が求められます。
＜入浴介助、排泄介助について＞
デイサービスに通う高齢者の介護度によって対応は異なりますが、基本的には排泄介助はトイレへの誘導を、入浴介助は見守りとサポートを行うことが主となります。入浴介助では、介護スタッフがお客様の安全と快適さを第一に考え、それぞれのニーズに応じたサポートを提供します。これにより、高齢者の生活の質を向上させる大切な役割を果たしています。
＜昼食の配膳・口腔ケア＞
デイサービスで提供される昼食は、単に栄養を摂取するだけでなく、快適な食事時間を提供し、お客様の生活の質を向上させる役割も担っています。次に口腔ケアについてですが、多くのデイサービスでは食事前に口腔体操を行うことが一般的です。中でも「パタカラ体操」がよく知られており、パ、タ、カ、ラと声を出すことで口の中をほぐし、唾液の分泌を促進します。通常は集団で行われ、職員がお客様の前に立って体操を指導します。食後には、歯磨きなどの口腔ケアも促し、口内の健康維持をサポートします。
＜レクリエーション＞
デイサービスには、レクリエーションを楽しむために通っている方もいらっしゃいます。レクリエーションは、主に個別レクと集団レクの二つに分かれます。個別レクでは、職員がマンツーマンで対応し、歩行練習やもの作りなど、体を動かす活動を行います。一方、集団レクは、多人数で楽しむレクリエーションで、職員の役割は、ルールの説明や役割分担、雰囲気を盛り上げることなどが求められます。たとえば、もの作りを行う場合、職員が手本を示し、お客様が上手に作業できるようサポートします。カラオケやマージャンに職員が参加することもあります。レクリエーションの中には、その場で即興で行えるものもありますが、大部分は事前の準備が必要です。スムーズに進行できるよう、事前に計画や準備を整える工夫が求められます。
＜記録＞
デイサービスにおいて記録は欠かせないものです。デイサービスの記録には主に2種類があります。まず一つ目は、お客様やご家族向けに書かれる記録です。この記録には、お客様が一日どのように過ごされたか、そしてご家族へのメッセージなどが記載されます。二つ目は、施設内で保管するための記録です。こちらには、食事の摂取量、リハビリの内容、レクリエーションの内容、バイタルサインなどが詳細に記録されます。
デイサービスの職員に求められるもの
デイサービスではどのようなことを求められるのでしょうか。デイサービスで働く際の参考として、ご紹介していきます。
＜体力＞
デイサービスでは体力はあるに越したことはありません。送迎や入浴介助、昼食の準備を行い、午後にはレクリエーションを実施、そして夕方には再び送迎を担当するというスケジュールの中で、一日はあっという間に過ぎていきます。動き回ることが多く、常に笑顔で対応することが求められるため、十分な体力が必要になります。
＜コミュニケーション＞
比較的介護度の軽い方がデイサービスを利用されるため、介護スキルを発揮する場面よりも、コミュニケーションを重視する機会が多くなります。集団レクリエーションでは、人前で話をしたりすることが求められる場面があり、特に「会話を楽しみたい」と思う高齢者が多いため、会話自体が介護の一環となることもあります。
デイサービスでのやりがい
デイサービスのやりがいは、高齢者との信頼関係を構築できるということです。デイサービスでは普段は自宅で生活をしている方が通ってきますので、元気でコミュニケーションも円滑で、記憶力に問題のない方が多く見られます。「教えてもらったお店に行ってきたよ」「旅行に行ったのでお土産買ってきたよ」など、仲良くなるにつれて様々なお話をすることが出来ます。これをやりがいだと感じる方も多いです。
アクタガワのデイサービスの特徴
生活リハビリ
アクタガワは「人間の生きがいを追究し、豊かな地域コミュニティを創造する」をミッションとして掲げ事業活動を行っています。生活リハビリは、お客様の生きがいを追究するための手段としてアクタガワが独自に行っているリハビリのことです。生活リハビリを通して、お客様に生きることの意義や喜びを感じていただくことを目指しています。まずは、お客様と職員が一緒になって目標を立てます。その目標の実現に向けてリハビリの専門家である理学療法士・作業療法士がリハビリプログラムを立案します。リハビリは日々の生活の中の動作を通じて理学療法士や看護師、介護職員の多職種が連携しながらお客様と一緒に実施します。生活リハビリを通して目標を達成できたときにお客様に大きな生きがいを感じてもらうことができます。
ケアリラクゼーション
アクタガワのケアリラクゼーションでは、理学療法士の指導を受けた介護職員が、お客様に足湯、フットリラクゼーション、ハンドリラクゼーションを、看護師がフットケアを提供します。フットリラクゼーションを受けたお客様からは「足が軽く感じる、むくみが取れた」、フットケアでは足の爪のお手入れを受けたお客様からは「安全に歩行できるようになった」と好評をいただいております。その他、温熱効果のあるフットバスやホットパックを行うことにより足関節の動きがよくなり効果的なリハビリを行うことが可能になります。
レクグランプリ
アクタガワでは、レクリエーションに力を入れています。多くの介護施設でもレクリエーションが行われていますが、アクタガワでは雑誌などに載っている一般的なレクリエーションに頼らず、お客様に心から楽しんでいただくことを目標にして、社員一人ひとりが創造力を発揮し、さまざまなレクリエーションを企画しています。
また、レクリエーションの取り組みが優れている施設を表彰する「レクグランプリ」という制度を取り入れています。社内SNSに投稿された各施設のレクリエーションの様子を全社員が確認して、最も良いと思ったレクリエーションに1票を投じます。そして、月間で最も票を獲得した施設は「優秀賞」、年間で最も優れたレクリエーションを行った施設は「最優秀賞」として表彰されます。レクリエーションはお客様に楽しんでいただくために行っていますが、自分の企画したレクリエーションが他の社員から評価されることで、「来月はさらに良いレクリエーションを企画しよう！」という意欲が高まります。
デイサービスの仕事に興味を持った学生の皆様、ぜひ一度インターンシップへご参加ください！
