インターンシップはいつから始める?早期参加するメリットを解説

2023年5月18日

インターンシップとは

オフィスで仕事をする人たち

「就業体験」とも訳されることがあるが、学生が実際に企業において就業経験を積む行為のことを指します。欧米では、学生時代のプログラムとして早くから導入されていましたが、日本においても2000年代から徐々に普及してきました。ただし、日本の場合には、本来の就業体験としてのインターンシップだけでなく、就職活動の一環、もしくはその第一ステップとしての意味合いが強いものになっていることが多いです。

インターンシップが実施される時期

インターンシップの多くは、学校の長期休暇がある夏(7〜9月)、冬(12月〜1月)、春(2〜3月)に開催されます。実際の就業体験ということで、企業に訪問することが求められることもあるため、基本は学校の授業がない時期での開催が一般的です。ただ、プログラムによっては、上記以外の期間で実施するケースもあります。

インターンシップはいつから始めるべきか

メモをする女性

経験するという意味では、早くから様々な企業や業界を経験することは大きな意味があります。本当の意味で、自分に何が合っているのかということを、ネットでの情報だけでなく、自ら体感することで、判断することができます。ただ、インターンシッププログラムによっては、第一次選考試験となってしまうケースもあるので、最低限自分の方向性や自己分析が終わっているタイミングで参加した方がいいです。その点では、大学3年の夏休みに参加することを前提に計画を立てることが必要になります。

インターンシップ参加のピークは大学3年生の夏と秋

インターンシップ参加については、大学3年の夏〜秋に集中します。大学4年になると本格化する就職活動に向けて、自分にとって何がふさわしいのか、自分のやりたいことを実現させることができる業界なのかという企業研究、業界研究を目的として参加する学生が多いです。逆に、この時期を逃すと、企業側も十分なプログラムが用意されていないこともある一方で、就職活動本番が近いスケジュールになるので、より「就業経験」というよりも「選考試験」としての色彩が強いものになってしまうでしょう。

インターンシップの種類

資料を説明する男性

そもそも、インターンシップは、就業経験を積むというものであるのだが、必ずしも、十分な時間が用意されているプログラムばかりではありません。中には、「1day仕事体験」というような1日だけのプログラムも存在します。また、学校のプログラムにも組み込まれ、参加したことによって単位が取得できるものや、企業独自に開催されているプログラムもあるなど、内容も様々です。

短期インターンシップ

期間的に短いインターンシップの代表例としては、「1day仕事体験」というものがあります。就業経験といいながら、1日だけのものになります。内容としては、企業の事業紹介に加えて、簡単な課題にワークショップ型で取り組むようなものが多いです。日数においては、1日だけではなく、2日、3日などもありますが、このような短期インターンシップの狙いは、「就職活動における第1次選考試験」になります。現在の就職活動においては、表立って動けない時期であるのですが、企業としてはできるだけ優秀な学生を早期に獲得したいとする狙いがあります。一方で、学生側においても、早くから志望する企業からの内定は、欲しいものです。相互の利害が一致して生まれたのが、この短期インターンシップといえます。

長期インターンシップ

2週間〜1ヶ月程度など、ある程度の期間を設けて行う長期インターンシップがあります。インターンシップ本来の目的である就業体験を積むものになります。その多くが、実際の職場での体験になりますので、会社の雰囲気や実際の仕事内容なども理解することができます。

インターンシップに早期参加するメリット

オフィスで話し合う人達

早い時期にインターンシップに参加することで、様々なことが得られます。もちろん、中には第一次選考試験のような会社もあるので、しっかり準備をしないと機会を逸してしまう可能性はあります。ただ、逆に早期に参加することで、得られるメリットの方が多く、参加できるのであれば、早期から参加することをお奨めします。

早期選考に案内される可能性がある

早期のインターンシップに参加することで、就職活動を有利に進めることができます。その一つが、「早期選考試験への案内」です。企業も、できるだけ優秀な人材を、早期に獲得したいという意向があるなか、早期からインターンシップに参加する意欲の高い学生の中から、一人でも多く採用につなげていきたいという心理が働きます。インターンシップでの行動・言動を通じて、早期に選考試験への案内を提示される可能性があるわけです。

企業とのミスマッチを防げる

一方で、早期に参加することで、本当の意味で自分がこの業界、この企業に合っているのかどうかというセルフチェックを働かせることができます。万一、方向転換をするにしても、早期であれば、十分間に合います。また、実際に就業経験を積む中で、合っている場合においても、自分の思いを確信することができます。

早くから本選考対策ができる

また、実際の経験を積むことで、その企業、その業界に対する志望動機をより明確に、かつ、力強いメッセージにすることができます。ネットなど得られた二次的な情報ではなく、自分自身の経験から説明できる内容になるので、非常に力強いメッセージになります。

インターンシップ参加のため準備すること

メモをする人

では、いざインターンシップに参加するという点で、どのような準備が必要になるのでしょうか。参加する時期にもよりますが、学生側の心構えと、実際に参加するインターンシップのプログラム内容については、しっかりと把握・準備していくことが必要になります。

どんなインターンシップがあるか調べる

まずは、参加するインターンシッププログラムが、どのようなものなのかをしっかり把握することが大事です。短期、長期プログラムがあるといっても、個々に内容は異なります。開催時期やその実施内容、そして何より自身が体験してみたいとする点が、参加することで体験できるのか否かという点は、しっかり調べておくことが大事です。

選考の流れをおさえておく

また、昨今インターンシップへの参加が就職活動を有利にするという情報を受けて、インターンシップ参加に際しても熾烈な選考試験が生まれています。いくら想いがあったとしても、この選考試験を通過しない限り、インターンシップに参加できないという状況が生まれています。どんな試験であっても、その傾向と対策を行うことが、試験対策としては非常に重要です。ネット情報だけでなく、身近な先輩社員に話を聞くなど、できる限り情報を集めておきましょう。

インターンシップに早期参加して他の就活生に差をつけよう

握手

夏休みなどの長期休暇の中、「なんでわざわざインターンシップなんて」と思う気持ちもあるかと思いますが、就職活動を有利に進めていく上では、インターンシップはとても大事なものになっています。万一、自分の方向性と異なることがわかったとしても、十分方向転換もできます。むしろ、自分が思っていることが実現できる業界だとすれば、より深くまで理解することで、その後の就職活動を有利に進めることができます。自分自身の将来のためにも、この夏、ぜひ参加してみはいかがでしょうか。

アクタガワのインターンシップとは

スーツを着てガッツポーズをする女性

アクタガワのインターンシップは、2種類あります。

地域コミュニティ創造企業ってどんな会社?(1day)

介護業界の最新動向と施設の見学、先輩社員との交流を通じてアクタガワのことを知っていただきます。また、就活に役立つ情報として座談会も開催し、皆さまのお悩みにお答えしていきます。インターンシップ参加者限定でさらに会社の理解を深められる長期インターンシップ(全3日間)にも参加いただけます。

アクタガワの長期インターンシップ

全3日間になります。アクタガワで取り組んでいるAFM(アクタガワ式フラット経営)の紹介やグループワーク、車いすや介護用ベッドを使用した介護体験、Webを使用した広告運用やHP作成の裏側を紹介します。実践も多くなり、様々な部署の社員と関わることができます。1day仕事体験に参加した方のみ対象になります。さらにアクタガワのことを深く知っていただく機会になります。

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